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コンビニで発生する現金過不足(違算)の対処方針

違算

コンビニで発生する現金過不足(違算)は、オーナーにとって頭を悩ます問題の一つです。

以前はレジ締め時にレジ内の現金がマイナスだった場合、スタッフに負担させたりして現金過不足を抑止していました。

しかし、今は違います。アルバイトスタッフの自腹、罰金等の補填制度は法律違反。違算が発生した場合に備え、オーナーだけでなく各店舗の店長も事前にどう対処するか方針を決定しておく必要があります。

対処方針は、違算の原因によって異なると思います。つまり、問題が発生した際の原因のパターンを整理しておくことが重要です。

毎日1,000円不足が出続けたら、年に36万円以上損失が出ます。

毎日違算の原因調査に1時間かけ続けたら、年に365時間の労働時間を費やします。

普段から違算が発生しないようにするため、原因と対策を洗い出しておきましょう。

 

現金過不足(違算)の原因と対策

預かり金過不足

お客様から預かるお金が多かったり少なかったりする場合があります。

対策として、「〜円お預かり致します。」と必ず預かり金をお客様に聞こえる大きさで声に出すよう指導しています。

レジの預かり金打ち間違い

私の店舗のスタッフでも、5,000円預かったのに1,000円と思い込んでしまうことが稀にありました。

対策として、前述同様に「〜円お預かり致します。」と声に出すよう指導しましょう。

お釣りの渡し間違い(渡し漏れ、2重渡し)

当店でも稀にあるのが、お札の渡し間違いです。一番困るのが、同じ釣り銭を2回お客様に渡してしまうのが最も手痛いです。お客様は、気付いたとしても「ラッキー」と持ち帰ってしまう方もおります。

悪意のあるお客様(既に犯罪者の域ですが‥)は、お釣りをもらった後スタッフと会話し、その後わざと「お釣りは?」と言ってきたりします。

対策として、お釣りを返す順番を徹底することが重要です。

①お札を返す → ②レシートと一緒に小銭を返す を徹底すると、レシートの状態でどこまでお客様にお釣りを返したか判断できるようになります。

これは大分効果があります。この対策を徹底した店舗では、お釣り渡しの間違いは年1回程度に減りました。

レジを締める際の数え間違い

お札

スタッフ交代時にレジの金額を合わせる(レジ締めする)業務があると思います。

棒金を数え忘れたり、千円札の11枚束を10枚と思い込んで数えたり、ドロアーの中にお札が紛れていたりと、数え間違いの温床となりうる原因が多数あります。

お客様対応をしながら数えるため、なかなか金額が合わず帰れない状況になると、店舗としても残業代が発生して手痛い出費になってしまいます。

対策として、普段からレジ内の金額を数えやすいよう整理整頓しておきましょう。

また、レジ締め時には他のレジで別のスタッフが優先的にお客様対応をするようにしています。これだけでだいぶ改善しています。

盗難

盗難

最悪の原因が、店舗スタッフの盗難です。最初は100円、エスカレートすると1万円等、金額が増えていくのも特徴です。

テクニックがあるスタッフは、毎日400円ずつポケットに入れているスタッフもいました。

対策として、盗難発見時は必ず警察に通報することと、即クビにすることが重要です。発生すると店舗の雰囲気も悪くなりますので、2度と再発しないよう抑止することが大事だと思います。

レジの処理ミス(2重会計)

誤って会計してしまい、もう1度レジを打ち直すことがあると思います。

本来取り消すべき会計(レシート)をそのままにしてしまうことが良くあります。

対策として、お客様に渡していないレシートは必ずレジのお札置きに乗せておくよう指導しています。

ゴミ箱に捨てさえしなければ、「これ何のレシートだっけ?」と気付くことができます。

経費処理ミス

新聞代の支払、水道光熱費の支払、郵便局からの買受等、レジからお金を出して経費処理する金額で違算が出ることもあります。経費処理を忘れていたり、処理のプラスマイナスを逆に処理してしまったこともあります。

対策として、経費処理を許可するスタッフを限定することと、経費の種類によっては店長のみ処理可能な運用にしました。

スタッフの両替ミス

硬貨

スタッフ金庫とレジ内のお金とで両替する場合、お客様が並んでいる等レジ内が混乱していると、両替ミスが発生しやすいです。

対策として、棒金毎の金額をスタッフ金庫のよく見える場所に貼っておくことと、レジ内の小銭が20枚以下になったら必ず棒金で両替するよう徹底しました。

店舗責任者の両替ミス

店舗の責任者としては恥ずかしいミスかもしれませんが、責任者しか開けられない金庫とレジとの両替の機会があると思います。特に5千円札不足時等でしょうか。

こればかりは、店舗責任者が金庫内の整理整頓をしっかりし、落ち着いて両替するしかありません。普段から焦らず業務に取り組みましょう。

紛失

前述した全ての対策を完璧にしていても、お金を扱うのは人間です。

私の店舗では、当時は信じられませんでしたが、レジ内のゴミ箱から1万円が見つかりました‥

原因は、まとまった税金の支払いで大量の1万円札を受け取った際、1枚ヒラヒラとゴミ箱に吸い込まれておりました。

具体的な対策は難しいと思いますが、紛失時に発見しやすいよう普段からレジ内を整理整頓しておく必要があります。

 

コンビニで発生する現金過不足のまとめ

以上で、普段から気にしている違算の原因と対策でしたが、そうまでしてもたまに現金が合わない日もあります。

可能であれば、原因を特定しやすいように高解像度の監視カメラの導入しておきましょう。

また、操作の事前確認、スタッフ毎の特性をしっかり把握しておきましょう。

現金と電卓

今後はキャッシュレス化も進み、現金過不足の頻度も減っていく傾向にあります。

各種サービス対応も増え、現金会計も多い今が1番大変な時期かもしれません。キャッシュレス化が進むまで、今暫く辛抱していくしかないですね‥

日本のコンビニ経営に改革を!

最後までお読み頂きありがとうございました。

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